食事をしない妖怪のようなものなのですね
ドラマとかで食事のシーンがあるとある人を思いだす。思いだすといっても会ったこともないし顔も声も性別もなにも知らない。あんな人がいたなととにかく思い出すのだ。…
段ボールカプセル
これはいる。ような気がする。そうは言ってもこれを見かけたの何年ぶりだ。…
東京オリンピック、NHKの解説が解説でなくなるとき
「惜しい惜しい!さあここだぞー、勝負どころ!いいぞー来たー!!!」…
空間的広がりから見た昼夜逆転の秘訣
キラーン ポチャ♪ ドドドドドドドドドド フォーン…
SNS上で殺気立ってどうする?
今回の状況を"普段通りか自粛か" "経済か人命か" "呑気な日本か深刻な海外か"という観点で捉えることができるのは、僕たちがそれを許される立場にいるからにすぎない。…
宗教としての経済学・人間の二種類の壊れ方
学時代の専攻であった経済学は、その特性からあるシステムに対する距離感のバランスをとることの重要性を教えてくれ、結果として生き方についてのヒントをくれたように感じることがある。…
フィクションの効用について(プラトンはNetflixを薦めるか?)
年末久しぶりに実家に帰ったときに、本棚にプラトンの『国家』があったので読んでみた。…
1/2なのかそうじゃないのか?
昨日『Marginal Revolution』の『二人の子供問題』の記事の和訳があがってきていた。ちょっと問題。…
ルカ・モドリッチ、名は体を表す?
ワールドカップのMVPがクロアチア代表のモドリッチに決まったようだ。…
『夜間飛行』と『インターステラー』、進歩と犠牲
"進歩"と"犠牲"を根底とするのは、非常に西洋的な価値観だと思う。つまり、人間が自然と戦い、(半ば積極的に)犠牲を払いつつも前へと進んでいくということを重視しているのだ。それに対して、東洋的な価値観が…
生活は続く、恥ずかしい文章も続く
留学を振り返って思うことは色々ある。その中でも、当たり前すぎるが最近大事に思えてきたことを書いて終わりにしようと思う。…
人種的マイノリティとしての留学と差別、あと星野源
留学とは僕にとって、人種的にマイノリティになった初めての経験でもある。そこで人種、もしくは差別について考えたことがいくつかある。というわけで、一つのごくごく小さな出来事と、それについて考えたことを書い…
バスタオルを買った思い出
少ない荷物でリスボンに渡った僕が持ってこなかったもの、その一つがバスタオルだった。現地で何とかするつもりでいたのだ。…
携帯電話がなかったころの待ち合わせ
スマートフォンはおろか、インターネットも普及していなかった頃の待ち合わせとはどういうものだったのだろうか。…
誰かと別れるときには何と言うべきか?
誰かと別れるときはいつも、最後に何を言っていいかわからなくなって困ってしまう。…
震災と、コンタクトレンズの注文と、想像力の限界について
こちらは、まだ3月11日だ。…
行列のできるパステル・デ・ナタの店と、テスト範囲の文学史と、世界の半分くらいある南極大陸について
そういえば、観光地を回ろう、と思ったことがあまりない。…
死と、永遠の生と、カート・コバーンについて
「何かを残したい」という気持ちは、ある意味で不死というものへのあこがれと背中合わせなのだろうか。…
パーティーでなくなったiPhone7と、画面に現れた「容疑者」の意味について
この時ほど、自分がポルトガル語を話せないことを悔しく思ったことはない。それならば彼と一緒に警察に行くべきだ、と僕は主張したかった。そして実際に、翻訳サービスを使って、そう主張した。…
葛飾北斎と、量子論と、アイリッシュパブについて
ポルトガルに到着して一週間がたち、授業も大体要領がわかってちょっと気を抜くようになってきた。マネジメント基礎の講義はかなりゆったりとしたリズムで流れることもあり、クラスの様子をぼんやり眺めていると、隣…